JOIC:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

Japan Open Innovation Council

オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

NEDOピッチ登壇企業


第15回 : 宇宙ベンチャー特集

第15回 : 宇宙ベンチャー特集
    株式会社アクセルスペースは、GRUSという超小型衛星50機による新しい地球観測インフラ「AxelGlobe」の構築を目指すベンチャー 企業。このAxelGlobeにより、自動車の検出も可能な2.5mの分解能で全世界を毎日撮影することができるようになる。
 第一弾として まずは3機のGRUS衛星を本2017年末に打ち上げ、サービスを開始する予定。取得画像の解析により得られるビジネスインテリジェンスを安価に提供し、精密農業・森林管理から都市計画・経済指標作成に至るまで、幅広い業界における衛星データのビジネス利用拡大を 目指す。衛星の製造事業も行っており、設立以来株式会社ウェザーニューズ向けに2機の衛星を開発した(うち1機は打ち上げ済み)ほか、直近では宇宙航空研究開発機構(JAXA)から小型衛星の開発・運用を受託した実績を持つ。
   
    株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズは、「手に届く、身近な宇宙」をコンセプトに、宇宙ステーションと同じ1/1000Gの低重力環境、および、2-3Gの過重力環境を提供する重力制御装置「Gravite(グラビテ)」を開発している広島大学発ベンチャー。 
    重力環境を変えることができる本装置により、再生医療分野をはじめ様々な領域で全く新しい研究成果、未知の発見が期待されている。
     2016年5月には、NASA・微小重力センターへも納品され、宇宙実験の予備実験や対照実験にも活用される予定。Natureにも掲載されるなどアカデミアでも注目されている。
    
 15-3.株式会社ALE 
   株式会社ALEは、世界初の宇宙エンターテイメント企業。「科学とエンターテインメントの両立」を目的とし、その一つとして人工流れ星を開発中。夜空をキャンバスにみたて人工流れ星で演出する"リアル"エンターテインメントを創出する人類初の挑戦、「SHOOTING STAR challenge」プロジェクト始動。人工衛星の打ち上げは2018年、実施は2019年を予定。2011年に創業し、2016年までにエンジェル投資家達から7億円調達した。
   
    株式会社インフォステラは、⼩型⼈⼯衛星の通信インフラサービスの開発及び提供を通じて、”宇宙通信のAWS”を目指すベンチャー企業。人工衛星の需要増に伴い、人工衛星と地上局との間のデータ通信の需要も急増しており、多くの衛星運用会社では衛星と地上とを通信するアンテナの確保が大きな課題となっている。一方で、これまでの宇宙開発においては、打ち上げる人工衛星のために地上局のアンテナを各社が自社で設置してきた事例が多い。   
 自社の人工衛星の運用に使うだけではアンテナの空き時間が長く、稼働率は低いままとなる。これらの状況に対し、既存の地上局のネットワークを作り、通信機会という資源を効率よく配分することで、低コストで顧客に         供給する。
   
  15-5.株式会社スペースシフト 
    株式会社スペースシフトは、レーダー衛星をはじめとした人工衛星のデータを人工知能を活用して解析し、 地表のわずかな変化を正確に読み取る技術を開発しているベンチャー企業。
    キヤノン電子の開発する超小型衛星の利活用を推進するほか、2016年には超小型衛星キット「ARTSAT KIT」を開発するプロジェクトのクラウドファンディングに成功している。


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