JOIC:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

Japan Open Innovation Council

オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

NEDOピッチ登壇企業


第12回 : アグリテック系ベンチャー特集

第12回 : アグリテック系ベンチャー特集
 12-1. KAKAXI, Inc 
  農地を定期的に撮影、記録する広角カメラや気温、湿度、日射量センサーを内蔵したIoTデバイスを開発。太陽光パネルと3Gモジュールが内蔵されているため、農地に設置するだけで簡単に作動する。一般消費者は農地の情報をPC、タブレット、スマホなどで見て、手に取ったものが安心安全な農作物であるという事を確認することができる。
   
 12-2. ベジタリア株式会社 
  最新の植物科学とテクノロジーを駆使して、農業とITの融合により農業の生産性や品質向上につながる、水稲向け水管理支援システム「PaddyWatch(パディウォッチ)」、農業用環境センサ「FieldServer(フィールドサーバ)」、クラウド利用型営農支援ツール「agri-note(アグリノート)」など、農業の現場で役立つソリューションを展開。また、農業IoT・AI・ビッグデータを活用し、植物科学・植物医科学分野の知見に基づいたサービスを提供する「ベジタリア植物病院®」などの新事業を拡大し続けることで、持続可能な環境と健康社会の実現を目指す。
   
 12-3. メビオール株式会社 
  ハイドロゲルメンブランを介して安全で高栄養価の農産物を生産する、世界初のフイルム農法「アイメック」を開発・販売する企業。
  薄いフイルムはナノサイズの高分子網目構造から出来ており、水と養分だけを通すと共に、バクテリアや細菌による汚染を防ぐ。
  世界100ヶ国以上で特許を取得し、食の安全性、水不足、土壌汚染の問題を解決するフイルム農法として世界から注目され、2016年9月Falling Walls Venture 2016でアジア地区代表に選出される。
  
 12-4. 株式会社UniBio 
 UniBioは遺伝子組み換えではない、植物由来の有用タンパク質を製造できるバイオ技術を持つベンチャー企業。新潟県内化粧品企業とのコラボレーションを通じたスキンケア商品の開発・販売、再生医療分野への応用など、製品開発から販売まで幅広く手がけている。  
 NEDO:「平成25年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業」にも採択される。
   
    ※ 2016年4月 ドローン事業が分割独立して、新会社設立
 産業用の大型ドローンが得意という特徴を活かし農薬散布ドローンの開発から販売まで行う。初の農林水産航空協会の認定ドローンとして本年から農家に既に導入済み。来年は農薬散布ドローン飛躍の年となり、今後、長時間飛行可能な産業用ドローンを展開。
 大企業との共同研究を通じた、ビッグデータ・AI・3D地図・GIS・物流などの分野への進出を検討。
   
  ICTによる農業変革を目指し、最新のAIやIoT技術により持続型農業に重要な要素である「かん水と施肥」の自動化を図り、環境に配慮しつつ、単位面積当たりの増収、遊休地利用の規模拡大、新規就農者の収支安定を実現する栽培システムを提供。更に栽培に関するビッグデータを蓄積・活用することで、食と農のバリューチェーンの構造改革を実現するプラットフォームを提供する。


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