JOIC:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

Japan Open Innovation Council

オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

NEDOピッチ登壇企業


第35回 アグリ・水産ベンチャー特集

     理理化学研究所にて発見された「酢酸が植物の乾燥・高温耐性を強化する」というメカニズムを活用したバイオスティミュラント資材(植物活性剤)を開発・製造・販売する理研発ベンチャー企業。昨年、野菜向け資材「SkeeponAgri(スキーポンアグリ)」芝生向け資材「SkeeponTurf(スキーポンターフ)」を日本全国に向けて販売開始。今後は、世界の異常気象に起因する食糧問題の解決、砂漠の緑地化等に貢献すべく海外展開、製品の開発、様々な企業様との協業を推進してまいります。
 35- 2. 株式会社ムスカ 
   約50年1200世代選別交配したハエを活用して、有機廃棄物から1週間で飼料と肥料を生産する100%バイオマスリサイクルシステムを開発、工業化を目指す。

   
  2012年設立の愛媛大学発ベンチャー。世界に先駆けて昆虫の機能性に着目し、商品化に成功した「シルクロース®」は、カイコから有効成分を抽出した飼料用サプリメントとして2016年より販売、国内外の養殖現場で免疫力維持のため広く使用されている。加工残渣のイカ内臓を利用した「イカマリン®」は摂餌促進効果のある飼料原料として販売。持続可能な食料生産の実現を目指し、大学との共同研究成果の社会還元を進める。
    

 35- 4.   エリー株式会社

   サステナブルな食の未来の実現を目指し、蚕を原料とした機能性昆虫食「シルクフード」を開発。約4,500年にも及ぶ養蚕の歴史ともに、人類が進化させてきた昆虫である「蚕」を新たな食原料にリノベートし、将来の世界の食料不足問題の解決を目指す。日本が世界をリードする「蚕」と「食品」に関する研究知見を掛け合わせ、蚕の食品価値を最大化させるべく、京都大学と共同研究を進める。2020年1月、東京表参道に「シルクフードラボ」をオープン。

    
 35- 5.  株式会社グリラス

   世界人口の増加に伴って動物性タンパク質が不足すると予測されており、高効率な動物性タンパク質生産技術の開発は喫緊の課題である。我々は、フタホシコオロギによる持続可能な完全循環型動物性タンパク質生産システムを世界に先駆けて事業化することを目的とし、完全自動化飼育システムの開発及びゲノム編集技術を用いた品種改良を行う。また、食品残渣等の未利用資源を活用した餌の開発も行い、昆虫大量生産技術を核とした完全循環型食糧生産プロセスの全体設計まで含めた事業を目指す。

     

  



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