JOIC:オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

Japan Open Innovation Council

オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会

NEDOピッチ登壇企業


第34回 大学発ベンチャー X メディカル・ヘルステック特集

第34回 大学発ベンチャー X メディカル・ヘルステック特集
 34- 1.   BionicM株式会社 
     足の開発 膝の伸展・屈曲・振出、転倒の防止、椅子からの起立、階段の昇降をアシストする動力を持った膝継手「SUKNEE(サニー)」の開発。   STARTプロジェクトでは、生体工学を基に機械・センサー・アクチュエータの要素を組み合せて、人間機能を補完・拡張できるパワード義足を構築する。生体メカニズムを利用したエネルギー効率が良いシステムをデザインして、軽量かつコンパクトで幅広い障害度の障害者のモビリティを高められる技術の事業化を目指す。     

 34- 2. PLIMES株式会社株式会社
   筑波大学人工知能研究室・サイバニクス研究センター・附属病院未来医工融合研究センターの研究成果を社会に還元する、大学発スタートアップ企業として設立されました。人工知能技術を活用した医療福祉機器および医療福祉システム等の事業化を目指しています。
  ①AI・IoT技術を用いた嚥下機能計測技術による、世界に先駆けた「嚥下計」の実現、 ②新たな嚥下POCT医療機器研究開発 、③1日でも長く食事を楽しむための、福祉サービスの提供。

   
   弊社は、早稲田大学理工学術院岩﨑清隆教授が開発した、1)生体組織から細胞成分を除去する技術、2)強度保持が可能な生体組織滅菌技術の2つを応用し、生体組織を原料にした膝前十字靭帯再建術に用いる移植用グラフトの製品化・事業化を行っている。体内に移植されると自己組織化するこの医療機器の実用化により、患者さん自身の健康な腱を採取して移植する現在の標準的な治療に置き換わる治療方法になると期待されている。
    

 34- 4.   京ダイアグノスティクス株式会社

   抗がん剤治療の現状は、投与しないとその効果はわからず、数回に分けて効果のある薬剤を投与するため、奏功率は1〜2割程度と言われている。その間、患者への負担は、副作用や医療費含め高まる一方となっている。当社は、患者から摘出したがん組織を用いて抗がん剤の薬剤感受性を試験する京大発ベンチャーである。投与前に抗がん剤を選定することで、効果的な抗がん剤治療、QOLの改善、医療費の削減を目指す。

    
 34- 5.  株式会社FuturedMe

   FuturedMe は、タンパク質分解誘導剤による創薬を実現するスタートアップ企業です。膵がんなどの重篤な病態では、新たな治療薬開発が必要とされながら、化合物設計の難解さなどの技術課題がありました。我々が発明した化合物設計技術では、生体に備わるタンパク質分解機能を疾患標的タンパク質に向けることで標的タンパク質の分解を誘導するため、従来の手法では実現困難であった創薬標的に対しても有効であることが期待されます。

     

  



PAGE
TOP