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旧 NEDOピッチ登壇企業一覧

第一回(2015年7月22日)より継続開催しています「NEDOピッチ」に登壇されました全企業を紹介するページです。
また、各NEDOピッチの開催状況に関しましては、「ライブラリー」内の「NEDOピッチ」に収納しておりますので
ご参照ください。

第1回 : シード期のTECH系ベンチャー

   高性能電子ビーム生成装置と素子販売事業 ・電子ビーム発生装置及び素子に関するコンサルタント業務 等

 1-2. メルティンMMI株式会社 
   人と融合する高機能筋電義手および筋電技術の開発、販売

 1-3. スリープウェル株式会社 
   小型脳波計を用いた睡眠評価および精神疾患診断システムで世界の睡眠医療・精神医療を変える!!

 1-4. 株式会社PROVIGATE  
   非侵襲涙糖値測定器の製造および販売事業

 1-5. メディカルフォトニクス株式会社 
   採血不要の血液検査-血中脂質モニタリングシステムの事業化- 

 1-6. 株式会社ケイティーバイオ 
   リウマチ領域における画期的なバイオマーカー

 1-7. 株式会社TL Genomics 
   出生前非侵襲確定診断システム 





第2回 : バイオ・再生医療ベンチャー特集

      脳梗塞リスクに関する情報を提供する脳梗塞の危険性と関連が深いバイオマーカーを開発するベンチャー。
      バイオマーカーを用いて脳梗塞のリスクを評価するサービスを実施する医療機関を通じて提供しています。

      世界初の綿(わた)形状で、生体吸収性に優れるβ-TCP(β-リン酸三カルシウム)、PLLa(ポリ乳酸)、骨形成を
      促進させるSiV(ケイ素含有炭酸カルシウム)を主成分とする画期的な人工骨充塡材を開発するベンチャー。

      医薬品事業においては、「がん及び重症感染症」などの難病を対象とする医薬品候補を大学等の研究機関や企業から
      導入し、当社で臨床開発の初期段階をアウトソーシングによって推進。その品目の製品的価値の初期評価である
      Proof of Concept(POC)を行った上で、大手製薬企業・バイオ企業等にライセンス許諾を行い、契約一時金、開発進捗に
      応じたマイルストーン収入、上市後のロイヤリティ収入を獲得する収益モデルを構築しています。
      また検査事業では、当社開発のウイルス製検査薬を用いた検査システムを検査ユニットとして検査会社・医療機関に提供し、
      技術利用料、技術移転料などの収入を獲得します。本事業により継続的かつ安定的な収益性のある事業構造の構築を
      目指しています。

     2-4. 株式会社細胞応用技術研究所 
      自己血液から分離した多血小板血漿(PRP)を用いた難治性皮膚潰瘍や口腔外科適応症(インプラントによる骨補強)等を
      対象とした再生医療の開発を行うベンチャー。L-CATが独自改良した治療技術の安全性と有効性の高さが認められ、2011年
      に厚生労働省の第2項先進医療として承認を得ている。

 2-5. ジェナシス株式会社 
      膨大なペプチドライブラリから特定の標的分子に結合する創薬リードペプチドを効率的に探索する技術を確立したベンチャー。
      独自プラットフォーム技術構築の過程で、医薬品候補となるリードペプチドを複数取得しており、今後大手製薬企業等との
      共同研究を計画している。


第3回 : 人工知能ベンチャー特集

 3-1. 株式会社Eyes, JAPAN 
      採取した唾液の成分を人工知能で解析することにより、非侵襲・迅速・安価にがん兆候を検出する技術を開発する、
      福島県会津若松市に拠点を置くベンチャー。現在、開発を信州大学と共同で行っており、福島県の復興事業
      「第6次ふくしま医療福祉機器開発事業費補助金」にも採択されている。

 3-2. 株式会社ABEJA 
      ディープラーニングを活用した顧客行動分析により、店舗のレイアウト変更や店舗内マーケティング、テレビCMといった
      様々な施策の効果検証が可能となる次世代型店舗解析ソリューションを提供。

 3-3. SOINN株式会社 
      データを与えることで自ら育つ人工脳「SOINN」。SOINN は「売上げ+天候」といった複合データや、ノイズを含む
      データからでも学習可能。市販 PC やスマホで稼働し、初期導入コストや維持コストを大幅に抑えられる。

      2010年設立。独自技術によるメニーコアプロセッサの研究開発を行う。
      同社のプロセッサを搭載したスーパーコンピューターは「Green500」において上位3位を独占。最近ではプロセッサ技術と
      信号処理技術を応用した適応学習型小脳機能と学習型汎用AI(人工知能)の開発を進める。

 3-5. 株式会社Molcure 
      次世代シーケンサーと人工知能を用いたビッグデータ解析によって高速・高効率な創薬スクリーニングシステムを提供。

第4回 : エネルギー・環境技術ベンチャー特集

 4-1. Green Earth Institute株式会 
      食糧と競合しない非可食バイオマスを原料として、低コストでバイオ燃料や天然由来の化学品(防腐剤やアミノ酸等)を製造。
      本社の非可食バイオマスからのジェット燃料のロードマップは、次世代航空機燃料イニシアティブの報告書にもポテンシャルの
      有るプロセスとして掲載されている。

      独自の基板設計・筐体デザインで、温度、湿度、照度、気圧などの様々なデータが測定できるスマートで多様性のある
      センサデバイスを開発するとともに、それらを容易に管理できるセンサクラウドを構築。集まったデータを分析することで、
      より有用な情報の取り出しをサポートする。

 4-3. 日本環境設計株式会社 
      リサイクル技術の自社開発、リサイクル工場や回収拠点、物流網を運営すると同時に、様々な顧客のリサイクルニーズを
      実現するリサイクルの仕組みを提案するベンチャー企業。
      循環型社会の形成を進めるための様々なプロジェクトの立ち上げ・運営を手掛ける。

      プロペラの代わりに振り子を使用した振り子式潮流発電の研究開発を実施する大学発地方ベンチャー企業。
      「里海」で環境に優しく、発電コストが低い天候に左右されない電源供給を実現する「Hydro-VENUS」を開発。

      水素製造用各種触媒の国内外の化学会社、石油会社への販売を進めるほか、大学との連携により独自に開発した
      CO2選択透過膜のCO2分離・回収技術への応用開発を行うなど、専門性の高い分野において幅広く活躍する。

第5回 : AR・VRベンチャー特集

 5-1. H2L株式会社 
      腕に巻くだけでゲーム内の触感も得られる触感型ゲームコントローラ「UnlimitedHand」を開発。電気刺激を筋肉に
      与えることで、所与の動きを腕にさせることができる。
      2013年には米TIME誌が選んだ「The 50 Best Inventions」の一つにも選出されている。

      PC/業務用映像機器と連動し、香りを瞬時に切り替える「気体噴出方式」の技術を持つNICT発ベンチャー。
      従来のUSB接続型と異なり、遠隔でも制御可能な通信インタフェースを搭載したデバイスを開発。

 5-3. 株式会社QDレーザ 
      量子ドットレーザ技術の先駆者として通信・産業・医療・民生用の広い分野で新しい半導体レーザソリューションを
      提供するベンチャー。 半導体レーザーとMEMSミラーを組み合わせた網膜走査型のスマートグラスを作業支援用途、
      医療向けの視覚補助用途として開発。

 5-4. DVERSE Inc. 
      様々な技術を駆使したオリジナルVR(Virtual Reality)コンテンツを多数開発し、VR開発に関する多数のノウハウを蓄積。
      VR(Virtual Reality)領域に特化したR&Dラボを行うベンチャー。企業向けにシステム/コンテンツの企画提案から共同開発を
      しながら、独自のVR開発ツールの研究も行っている。

 5-5. 株式会社ミライセンス 
      仮想世界のモノがそこに実体があるかのように、触る、掴む、押す・押されるなどのリアクションを体感することができる
      世界初の3D触力覚技術を開発する産総研発ベンチャー。
      今後この技術を応用して様々な電子機器、コンテンツ、サービス等を開発し、デジタル「体感」ビジネスを展開していく。

第6回 : IoTベンチャー特集

      外国人対応のセルフレジ、スマホで駐車場の空き状況確認・予約・決済が可能なシステムなど、センサーを搭載し、他の機器や
      サービスにその情報を送信して活用できる様々なIoTソリューションを提供するベンチャー。

 6-2. 株式会社16Lab 
      世界中の人が極めて高い頻度で経験している「日常的なちょっとした不便さ」を、ディスプレイのないコンピュータによって
      解消していくことを目指している。
      開発したリング型デバイスは、他のデバイスへの伝達、着信通知、決済等の様々な機能を備えている。

 6-3. チケイ株式会社 
      日本発のグローバルギア開発を目指すハードウェアスタートアップ。第一弾として野外での激しい運動中やイベント運営など
      様々な現場作業において複数の仲間とスムーズにコミュニケーションを取ることが可能となる、従来のトランシーバーを
      超える利便性を実現するウェラブルトランシーバー「BONX」を発表。

      自動車や医療分野などの予測制御開発で培ったセンサー技術とビックデータ解析を活用し、中小農家のための栽培最適化支援
      システムを提供するベンチャー。総務省「I-Challenge!(ICTイノベーション創出チャレンジプログラム)」も採択されている。

 6-5. 株式会社Moff 
      「人間がコンピューターに合わせていた世界からコンピューターが人間に合わせる世界へ」と変える
      ヒューマン・インターフェースデバイスを企画・製造・販売する。ウェアラブルトイ「Moff Band」は、手首につけるだけで
      動きと音を連動させた新しい遊びを楽しむことができる。

第7回 : ヘルスケア・ウェルフェアベンチャー特集

 7-1. WHILL株式会社 
      車いすユーザーの人も、そうでない人も乗ってみたいと思える、高い機能と美しいデザインを融合した 「パーソナルモビリティ」
      を提供するベンチャー企業。2015年にはグッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しており、米国市場向けに2016年初夏
      より発売を予定している「WHILL Model M」は医療機器としてのFDAの認可を取得。

      日本で唯一CDC(アメリカ疾病予防管理センター)ガイドラインに準拠し、殺菌効果と安全性を兼ね備えた紫外線殺菌装置
      「エアロシールド」を開発するベンチャー企業。医療施設だけでなく、高齢者施設・保育園や、食品関連施設などへの導入を
      多数行っている。

      薬理的・外科的には治療できない生活習慣に関わる病気に対し、医療用ソフトウェア(アプリ)を活用した認知行動療法により
      解決するベンチャー企業。患者が体調をアプリに登録すると適切な医療情報やガイダンスを提供する。現在はニコチン依存症を
      対象に開発を進めており、今後はその他の対象疾患にも対応範囲を広げる予定。総務省I-Challengeにも採択されている。

 7-4. 株式会社トライフ 
      誤飲しても安心な口腔ケア製品「オーラルピース」を製造・販売。最近発売されたペット用の「オーラルピース フォーペット」が
      歯石予防にも効果があると注目を集めている。全国の働く意志のある障がい者の仕事創出にも挑戦中。
      ジャパン ベンチャー アワード2015 最高位賞「経済産業大臣賞」受賞。

      排泄の悩みや負担を軽減するソリューション『DFree』を開発。超音波技術で排泄のタイミングを検知し、スマホアプリで知らせる。

第8回 : 素材系ベンチャー特集

      天然由来のシルクに導電性を持たせた「フレキシブル電極」を開発する東北大学発ベンチャー。装着時の不快感や皮膚・生体内での
      炎症、発汗などによる計測不良など、従来の医療用電極が抱えていた課題・リスクを低減。安全性で快適・吸水性が高い・導電率の
      設定が可能・加工が容易、といった特徴を生かし、医療・健康分野だけでなく、車の運転者の体調管理や高齢者の見守りなど、
      さまざまな分野での応用可能性を持つ。

 8-2. AgIC株式会社 
      専用インクをカートリッジに詰めるだけで、家庭用プリンターを電子回路印刷機に変えるDIYキット「AgIC Print」を開発・販売。
      また産業用途向けの回路印刷サービスを行っており、大きく・薄く・柔軟な電子回路の試作が1枚から可能となっている
      (試作だけでなく量産も対応)。

      地球上の透明個体の中で最も軽く、最も高い断熱性能を持つエアロゲルの一種MYST(ミスト)を京都大学と共同で開発。
      かつ疎水性、低コストという特徴を併せ持つ。これまで一般市場に出回っていなかった透明な断熱材の開発と事業化を行っている。

      カニの殻の成分であるキチンを極細(10-20nm)な繊維として取り出した「マリンナノファイバー」を製造・販売する
      鳥取大学発ベンチャー。マリンナノファイバーには保湿効果、抗肥満効果、整腸作用など様々な機能・効用があり、 化粧品への
      添加剤、食品への添加剤、医薬品への展開、農業資材への展開、フィルムの補強繊維などへの応用が可能。

      素材分野で大学・研究機関が開発した有望な技術や、国内の材料企業に眠る技術を対象に、ライセンスアウトやカーブアウトを
      通じた事業化に取り組むファブレス型ベンチャー。1号案件として、2016年3月にAGC 旭硝子と共同でバイオ有機酸ベンチャー
      としての成長を目指す事業会社を設立した。今後も、企業が保有する休眠技術の事業化を進めることで、日本の素材産業における
      イノベーション創出を目指す 。

第9回 : ロボット系ベンチャー特集

      「使える」「使い続けられる」ロボットを目指し、ロボット技術で日本のインフラを守るべく、プラント点検、橋梁点検、
      床下・天井裏点検、配管点検、その他の多くの点検・メンテナンス領域において現場理解に基づく頑強なロボットシステムを提供。
      メカ、ハード、ソフト全てを自社にて開発できる技術を保有し、ロボット開発だけでなく、各種コントローラ、装置、
      アプリケーションの開発までワンストップで提供。

 9-2. スキューズ株式会社 
      製造業を支える「FA(ファクトリーオートメーション)事業」と、そこで培った技術と独自の研究開発を基礎とする「ロボット事業」を
      展開。独自開発した低圧駆動型空気圧アクチュエータを活用した5指ロボットハンドや、ピック&プレース用に特化した独自機構の
      ロボットアーム(国内外で特許取得)などを開発。食品産業をはじめ今もなお多様な作業を人間が行っている工場の現場で、重労働
      からの解放、人手不足の解決を目指し、「ソリューション事業」を展開中。

 9-3. 株式会社MUJIN 
      産業用ロボットをより知能的で使いやすくするソフトウェア技術を有する東京大学発のベンチャー企業。世界でも例をみない
      汎用三次元制御プラットフォーム(MUJINコントローラ)により、ロボットを知能化できる次世代ばら積みピッキングシステム
      「ピックワーカー」をはじめとする知能化ソリューションを展開。同社のコントローラは、ロボットの機種、軸数、機械構造を
      一切選ばず、即座に運動学解析を行える。従来の位置決め装置にすぎなかった産業用ロボットに自ら”考える”能力をより簡単に
      与えれるようになる事で、ロボットの活用範囲を広げ、生産現場の生産性や品質の向上を実現する。

      繰返し単純作業から人々を解放し、人手不足問題を解決するため、世界で最もシンプル動作のピッキング用コ・ロボット
      (安全柵が不要で人の隣で使用できる協働ロボット)「CORO」を製品化。独自特許技術トランスパンダーテクノロジーにより
      肘回転関節を不要にしたことが従来のロボットとの最大の違い。人が作業する生産現場や狭小空間への導入も可能。トヨタ自動車、
      オムロン、吉野家など業界TOP企業への販売が進んでいる。

 9-5. リンクウィズ株式会社 
      後付け可能な産業用スマートロボティクスシステムにより、お客様が日々抱えるロボットシステムの「チョット使いにくい」の
      解決を目指すベンチャー企業。3DCAD開発で培ったコアテクロノジーをベースに、産業用ロボットがセンサーで物体形状を
      自動認識し、1つ1つの生産品のバラつきに合わせてリアルタイムで作業を調整する、自動ロボットコントロールツール
      「L-Robot」を展開。

第10回 : 医療機器・医療用ソフトウェア系ベンチャー特集

 10-1. LPixel株式会社 
      「人工知能を活用したがん診断支援ソフトウェア」を開発する東大発ベンチャー企業。画像診断医の数は減る一方で、作業量は
      10年で3倍になったとも言われており、人工知能の活用を含めた対策が急務。医療画像大国である日本の優位性を活かし、
      国立がん研究センターをはじめ複数の医療機関と提携。シンガポールに合同会社を設立するなど、社内で開発した製品は全て
      グローバル展開を前提としている。世界最高精度の医療画像診断支援システムの構築を目指す。

 10-2. 株式会社情報医療 
      遠隔診療によって患者の利便性を高めることに加え、深層学習(ディープラーニング)を活用して、個別最適化された介入を
      用いて服薬遵守率を高める疾患マネジメント人工知能エンジンを開発中。服薬遵守以外にも、医療分野で様々な応用の可能性を持つ。

      世界で初めて、ワンデイ・ディスポーザブルのいびき解消デバイスとして欧州・日本で医療機器認可を取得した「ナステント」を
      開発・販売するベンチャー企業。約140mmの極度に柔らかい樹脂製デバイスを鼻腔内に装着することで気道の閉塞を防ぎ、
      睡眠時の呼吸を確保するというこれまでに無かった全く新しい発想の医療デバイスで、使い捨てコンタクトレンズのように手軽に
      使用が可能。

      就寝中の装着で裸眼視力を回復させる医療用コンタクトレンズ「オルソケラトロジーレンズ」を開発するベンチャー企業。
      専用のコンタクトレンズを就寝時に装用することで角膜の形状を矯正させ、日中は「裸眼」で生活ができる手術不要の視力矯正法で、
      近視治療の新たなソリューションとして注目されている。厚生労働省より薬事承認を取得した2012年に販売を開始し、既に
      全国100施設以上で取り扱われており、日本経済新聞やThe Wall Street Journalなど様々なメディアで紹介されている。

第11回 : ドローン・モビリティ系ベンチャー特集

      安心・安全なドローンの産業利用を支えるシステムインテグレータ。ドローンのオペレーター向けには、飛行禁止エリアの表示や
      飛行許可申請のサポート、機体・パイロットの一元管理などを可能にするポータル「SoraPass」を提供。ドローンをビジネス利用
      する法人向けには導入診断からシステム構築、運用まで安全飛行管理を実現するソリューションを提供。
      一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)との連携により、安全ガイドラインや認定資格の整備による業界振興にも取り組む。

 11-2. PRODRONE 
      様々な分野で20年以上のキャリアとノウハウをもつエキスパート達により2015年1月に日本で設立されたB2B産業用
      ドローンシステムメーカー。産業用ドローン市場に参入する数多くのドローンサービスプロバイダーやドローンメーカーに向けて
      様々な産業用ドローンの開発を行っている。世界初の高高度専用測量機、世界初のロボットアーム付き大型ドローン、世界初の
      天井面、垂直面対応の負圧張り付き型インフラ点検機等どれも高い技術レベルが要求されるため、他社では開発不可能であった
      ものも少なくない。

 11-3. 株式会社ティアフォー 
      レーザーレーダーを活用し周囲360度の物体を把握し、3次元地図と照らし合わせながら自車位置を特定するとともに、障害物との
      衝突を避けながら走行するオープンソースソフトウェア「Autoware」を開発。

 11-4. ITDLab株式会社 
      スバルアイサイトの開発者、東京工業大学實吉准教授が長年研究を行っているステレオカメラを活用した立体画像認識技術を基盤と
      した大学発ベンチャー企業。

 11-5. 先進モビリティ株式会社 
      自動車メーカーには手が出しづらい「レベル4」の自動運転技術を、物流の要であるトラックに応用する研究開発を行うベンチャー企業。   
      トヨタ自動車にて約20年間を自動運転技術の開発に費やしたエンジニアの知識・経験と、東京大学生産技術研究所 次世代モビリティ
      研究センターの技術の組み合わせにより、2020年におけるトラックの自動運転実現を目指す。2016年4月には、ソフトバンク株式会社
      との間で、スマートモビリティサービスの事業化に向けた合弁会社「SBドライブ株式会社」を設立した。

第12回 : アグリテック系ベンチャー特集

 12-1. KAKAXI, Inc 
      農地を定期的に撮影、記録する広角カメラや気温、湿度、日射量センサーを内蔵したIoTデバイスを開発。太陽光パネルと
      3Gモジュールが内蔵されているため、農地に設置するだけで簡単に作動する。一般消費者は農地の情報をPC、タブレット、
      スマホなどで見て、手に取ったものが安心安全な農作物であるという事を確認することができる。

 12-2. ベジタリア株式会社 
      最新の植物科学とテクノロジーを駆使して、農業とITの融合により農業の生産性や品質向上につながる、水稲向け水管理支援システム
      「PaddyWatch(パディウォッチ)」、農業用環境センサ「FieldServer(フィールドサーバ)」、クラウド利用型営農支援ツール
      「agri-note(アグリノート)」など、農業の現場で役立つソリューションを展開。また、農業IoT・AI・ビッグデータを活用し、
      植物科学・植物医科学分野の知見に基づいたサービスを提供する「ベジタリア植物病院®」などの新事業を拡大し続けることで、
      持続可能な環境と健康社会の実現を目指す。

 12-3. メビオール株式会社 
      ハイドロゲルメンブランを介して安全で高栄養価の農産物を生産する、世界初のフイルム農法「アイメック」を開発・販売する企業。
      薄いフイルムはナノサイズの高分子網目構造から出来ており、水と養分だけを通すと共に、バクテリアや細菌による汚染を防ぐ。
      世界100ヶ国以上で特許を取得し、食の安全性、水不足、土壌汚染の問題を解決するフイルム農法として世界から注目され、
      2016年9月Falling Walls Venture 2016でアジア地区代表に選出される。

 12-4. 株式会社UniBio 
      UniBioは遺伝子組み換えではない、植物由来の有用タンパク質を製造できるバイオ技術を持つベンチャー企業。新潟県内化粧品企業
      とのコラボレーションを通じたスキンケア商品の開発・販売、再生医療分野への応用など、製品開発から販売まで幅広く手がけている。  
      NEDO:「平成25年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業」にも採択される。

      産業用の大型ドローンが得意という特徴を活かし農薬散布ドローンの開発から販売まで行う。初の農林水産航空協会の認定ドローン
      として本年から農家に既に導入済み。来年は農薬散布ドローン飛躍の年となり、今後、長時間飛行可能な産業用ドローンを展開。
      大企業との共同研究を通じた、ビッグデータ・AI・3D地図・GIS・物流などの分野への進出を検討。

      ICTによる農業変革を目指し、最新のAIやIoT技術により持続型農業に重要な要素である「かん水と施肥」の自動化を図り、環境に
      配慮しつつ、単位面積当たりの増収、遊休地利用の規模拡大、新規就農者の収支安定を実現する栽培システムを提供。更に栽培に
      関するビッグデータを蓄積・活用することで、食と農のバリューチェーンの構造改革を実現するプラットフォームを提供する。

第13回 : 人工知能ベンチャー特集

 13-1. イタンジ株式会社 
                人工知能技術を活用した製品群をBtoC・BtoBに幅広く展開している不動産テックベンチャー。BtoC向けには、人工知能による
                不動産接客サービスの「nomad(ノマド)」、人工知能による不動産投資査定サービス「VALUE(バリュー)」を展開している。
                また不動産業界の人工知能化を進めるべく、BtoB向けには「nomad(ノマド)」の事業者向けクラウドサービス 
                「nomad cloud(ノマドクラウド)」や「電話自動化サービスぶっかくん」を提供している。

 13-2. カラフル・ボード株式会社 
                ユーザーの「感性」を学習する1人1台の人工知能のプラットフォーム「SENSY」を開発する慶応大発AIベンチャー。画像・テキスト・
                楽曲・動画・味覚物質・行動ログなどのインプットデータを、画像解析、自然言語処理などのディープラーニングにより、ユーザーの
                嗜好性を解析する。2014年11月にファッションアプリとして、「SENSY」をリリース、その後、ファッション分野にて、店頭接客
                サービス、EC接客サービス、パーソナライズDM等、「SENSY」を活用したサービスを展開。2016年7月には「食」の分野でも味覚を
                解析する人工知能として、サービスを開始するなど、ライフスタイル全般での「SENSY」の活用を目指す。

 13-3. 株式会社Finatext 
                人工知能を活用した投資判断のサポートを行っている東大発Fin-Techベンチャー。国内外250社以上の金融機関・ヘッジファンド等の
                資産運用業務を支援する「日経CPINow(旧東大日次物価指数)」「上場企業業績のリアルタイム予測」といった独自情報サービスを
                展開。

 13-4. 株式会社クロスコンパス 
                ①Deep Learning等の人工知能情報処理技術を活用した解析エンジンの研究開発、②データ解析受託業務、及び、③学習済み
                ニューラルネットワーク活用のための人工知能情報処理プラットフォーム構想を推進している東工大発ベンチャー企業。
               同社の人工知能エンジンは、工場でのリアルタイム異常検知や、大学入試のビッグデータ分析による合格判定最適化など、多方面での
               ソリューションに活用されている。

 13-5. 株式会社 PKSHA Technology 
                自然言語処理、機械学習/深層学習技術を用いたアルゴリズムソリューション開発に強みを持ち、機械学習を用いたCRMソリューション
               「CELLOR」、自然言語処理技術を持ちいた汎用対話エンジン「BEDORE」、医療画像や商品画像など領域特化型の画像エンジン
               「PKSHA Vertical Vision AIP」等を開発している。2016年の「Fast50」ランキングにて成長率2,607%を記録し2位受賞。

第14回 : IoTベンチャー特集(2回目)

 14-1. NetLED 株式会社 
                NetLED株式会社は、必要な明るさを必要な場所に必要なだけ供給を行うために究極の省エネ・エネルギー管理を実現する
               「IoT無線照明制御システム」を提供するベンチャー企業。NetLEDの対応製品には「NetLEDエンジン」と呼ばれる専用の
               エンドデバイスが組み込まれている。これにより照明がクラウドシステムと繋がり、普段使用しているパソコン、スマートフォン等の
               汎用機器で照明が操作・管理できる様になる。2016年に米国最大のテクノロジースタートアップカンファレンス「TiEcon」にて
              「TiE50トップスタートアップ 2016」として採択。

                従来のRFIDは金属や水分の近くでは読み取れることが困難であった。フェニックスソリューションは、金属の裏側や水分の近くでも
                高精度で読み取り可能なRFIDを開発。製造・物流業を中心に広範なサプライチェーン、トレーサビリティにおいて、金属部材の
                 IoTが実現できる。さらに、読み間違えなどのヒューマンエラーや事務コストを激減させ、業務効率・生産性を大幅に改善する。
                建設、リース、電機、医療・介護など幅広い分野での応用が可能。経済産業省「先進的IoTプロジェクト準グランプリ賞」を受賞、
                またNEDOの開発支援も既に受けている。

 14-3. 株式会社フォトシンス 
                株式会社フォトシンスは、スマートフォンやsuicaで鍵を開けることのできる世界初の後付型スマートロック「Akerun」を開発する
                 IoTベンチャー。家庭向けのAkerun、法人向けのAkerunPro、自動ドア対応のAkerunEntrance、鍵管理システムAkerunManager
                など、入退室管理に関する多くのサービスを提供。2014年9月に創業して以来、「つながるモノづくりで感動体験を未来に組み込む」
                の理念のもと、経産省が所管するNEDO SUI事業に採択、GoodDesign賞受賞、大手投資機関から4.7億円の調達など、IoT事業に
                果敢に挑戦している。

 14-4. ユカイ工学株式会社 
                ユカイ工学は「ロボティクスで世の中をユカイにする」をテーマにネットとリアルを繋ぐプロダクトをつくる会社。代表的な
                プロダクトは、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」。スマートフォンのアプリとつなげて使う、お子さまとの
                日中のコミュニケーションを手助けするロボット。また、BOCCOは、2015年度グッドデザイン賞や第10回キッズデザイン賞など
                多数の受賞をしている。NEDOピッチでは、BOCCOの描く家庭用ロボットの将来について話す予定。

 14-5. 株式会社Liquid 
                Liquidは、1000万ユーザのデータベースに対する指紋認証を従来10分以上掛かるところを、100倍以上の速度でヒットする技術を開発。
               画像そのものは使わないため、個人情報を保管するリスクの軽減や、ユーザーの抵抗感軽減にもつながる。現在、生体指紋認証による
               決済システム「Touch&Pay」は、経済産業省の「IoT推進のための新ビジネス創出基盤整備事業」を通じて実証実験を行っている。
               オフィス機器の認証への導入、チェーンホテルのオートロックへの応用、大規模な施設の入場ゲートや店舗でのICカードレスの決済など、
                幅広い分野へ応用可能。

第15回 : 宇宙ベンチャー特集

 15-1. 株式会社アクセルスペース 
                株式会社アクセルスペースは、GRUSという超小型衛星50機による新しい地球観測インフラ「AxelGlobe」の構築を目指すベンチャー
                企業。このAxelGlobeにより、自動車の検出も可能な2.5mの分解能で全世界を毎日撮影することができるようになる。第一弾として
                まずは3機のGRUS衛星を本2017年末に打ち上げ、サービスを開始する予定。取得画像の解析により得られるビジネスインテリジェンス
                を安価に提供し、精密農業・森林管理から都市計画・経済指標作成に至るまで、幅広い業界における衛星データのビジネス利用拡大を
                目指す。衛星の製造事業も行っており、設立以来株式会社ウェザーニューズ向けに2機の衛星を開発した(うち1機は打ち上げ済み)
                ほか、直近では宇宙航空研究開発機構(JAXA)から小型衛星の開発・運用を受託した実績を持つ。

                株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズは、「手に届く、身近な宇宙」をコンセプトに、宇宙ステーションと同じ1/1000Gの
                低重力環境、および、2-3Gの過重力環境を提供する重力制御装置「Gravite(グラビテ)」を開発している広島大学発ベンチャー。
                重力環境を変えることができる本装置により、再生医療分野をはじめ様々な領域で全く新しい研究成果、未知の発見が期待されている。
                2016年5月には、NASA・微小重力センターへも納品され、宇宙実験の予備実験や対照実験にも活用される予定。Natureにも掲載される
                などアカデミアでも注目されている。
 
 15-3. 株式会社ALE 
              株式会社ALEは、世界初の宇宙エンターテイメント企業。「科学とエンターテインメントの両立」を目的とし、その一つとして
                人工流れ星を開発中。夜空をキャンバスにみたて人工流れ星で演出する"リアル"エンターテインメントを創出する人類初の挑戦、
               「SHOOTING STAR challenge」プロジェクト始動。人工衛星の打ち上げは2018年、実施は2019年を予定。2011年に創業し、
                 2016年までにエンジェル投資家達から7億円調達した。

 15-4. 株式会社インフォステラ 
                株式会社インフォステラは、⼩型⼈⼯衛星の通信インフラサービスの開発及び提供を通じて、”宇宙通信のAWS”を目指すベンチャー
                企業。人工衛星の需要増に伴い、人工衛星と地上局との間のデータ通信の需要も急増しており、多くの衛星運用会社では衛星と地上とを
                通信するアンテナの確保が大きな課題となっている。一方で、これまでの宇宙開発においては、打ち上げる人工衛星のために地上局の
                アンテナを各社が自社で設置してきた事例が多い。自社の人工衛星の運用に使うだけではアンテナの空き時間が長く、稼働率は低いまま
                となる。これらの状況に対し、既存の地上局のネットワークを作り、通信機会という資源を効率よく配分することで、低コストで顧客に
                供給する。

 15-5. 株式会社スペースシフト 
                株式会社スペースシフトは、レーダー衛星をはじめとした人工衛星のデータを人工知能を活用して解析し、地表のわずかな変化を正確に
                読み取る技術を開発しているベンチャー企業。
                キヤノン電子の開発する超小型衛星の利活用を推進するほか、2016年には超小型衛星キット「ARTSAT KIT」を開発するプロジェクト
                のクラウドファンディングに成功している。

第16回 : モビリティ・物流特集

               株式会社スマートドライブは、車社会をビッグデータで変革する目的で設立。総務省の助成事業I-Challenge!の第1号案件としての
      採択、複数の事業会社との資本業務提携を経て、自動車のビッグデータを収集・解析し、テレマティクス保険やフリートマネジメント
      などのサービス事業者が、低コストかつスピーディーに自社のサービス展開を可能とする、コネクテッド・カー時代の新たな3rd Party
     
プラットフォームの構築を目指している。

 16-2. ライフラボラトリ株式会社    
  「加速度・ジャイロ・気圧センサーを搭載したウェアラブルセンサーと、棚・壁・天井・モノに取付けたBluetooth送信機により位置を
   推定する解析ソフトウェアを開発。導入が容易で測定精度が高いため、製造・物流現場で生産性改善を目的とした導入が進んでいる。
   また、2015(平成27年度)Jump Start NIPPONに採択されている。

 16-3. Global Mobility Service株式会社 
              Global Mobility Service株式会社は、Mobility × IoT× FinTech領域の技術系ベンチャー企業。独自の自動車遠隔制御技術を活用し
     「これまで車を買えなかった方々が、車を買えるようになる」という、新たな与信を創造する独自のIoTプラットフォームをベースと
      したFinTechサービスを国内外で提供しており、国内外の数々の大手ファイナンス企業と提携している。Morning Pitch Special Edition    
     2016
にて最優秀賞を受賞。

 16-4. Trillium株式会社 
                Trillium株式会社は、2014年に日本、米国、欧州での経験豊富なエグゼクティブおよびエンジニアによって設立。
       IoTデバイスや車載アプリケーション・サービス向けの超軽量の暗号化・認証技術に特化したソフトウェア開発を行っている。
      現在は近未来の自動車需要に焦点を当て、顧客ニーズに合わせた多重層のサイバーセキュリティ・システムを提供しているが将来的に
      自動車のみならずロボティクス、ファクトリーオートメーション、メディカルなどのIoT分野全体に適応が可能な技術となっている。

 16-5. テラドローン株式会社  
                テラドローン株式会社は、ドローン(UAV)を用いてレーザ・写真測量を行い、高精度3次元図面を短時間で作成、土量管理、工事の
      進捗管理に役立つサービスを提供するベンチャー企業。大手ゼネコン・建機メーカーからの受注を含め、ドローンによる土木測量を
      日本国内で300回以上行った実績を持つ。空撮から、2D/3Dデータ作成までを完全自動で行うWebサービス『Terra Mapper』を
      展開開始。測量事業に加え鉱山・建造物内等の非GPS下でUAVの使用を可能にするSLAM制御ドローン、インフラ検査時の衝突ダメージを 
      軽減する球体ドローンの技術も有する。またリアルタイムに無人航空機の位置情報を把握し、複数のドローンの効率的で安全なフライトを 
      支援するシステム、UTMUAV Traffic Management)事業も展開。。

第17回 : 素材系ベンチャー特集

              クロスエフェクトが15年間積み上げてきた世界トップクラスの3Dプリンティング技術と、CT画像を組み合わせた、患者ごとの
              正確な心臓モデルを作ることに成功。  リアルな術前シミュレーションが可能になり施術リスクを限りなく少なくする。
             心臓モデルを教材として利用し、若手医師の育成に絶大な効果を生む。 そして現在、世界中の医療現場から引き合いを受けている。
             また、第5回ものづくり日本大賞において内閣総理大臣賞を受賞

 17-2. 株式会社U-Map    
  株式会社U-MaP(ユーマップ)は、画期的な新材料と加工技術を提供・事業化する事で、今までにない工業製品を産業界に
      展開する名古屋大学発ベンチャー企業。
      AlNウィスカー状放熱フィラーを用いた数十W/mKレベルの絶縁複合材料を提供し、高密度化高出力化が進むパワー半導体実装や
     自動車、LEDモジュールなどで従来不可能であったレベルのサーマルマネージメントソリューションを実現する。
      現在30社以上の放熱材料メーカ、素材メーカ、部品メーカと製品開発を協議中。

 17-3. 株式会社五合 
            株式会社五合は、完全無機塗料「ゼロ・クリア」などを開発・提供する愛知県を拠点とするベンチャー企業。

         「ゼロ・クリア」は、水だけで油などの頑固な汚れを落とせる超親水性に加え、硬いもので擦っても傷が付かない強硬度を兼ね備えた塗料で、
          幅広い用途に活用可能。 
これまでの採用実績は、洗濯機、シンク層、電装部品、ステンレス製の食器や調理器、厨房設備、喫煙所設備、
          地下鉄駅構内設備など、多岐にわたる。


                アドバンスト・ソフトマテリアルズは「SRM(スライドリング マテリアル)」の量産供給と適応開発を行う唯一の企業であり、
               多くの企業との用途開発を進めるほか、
自社でもSRMの特性を活かした高性能ウレタンフォームや高密着塗料の販売を行っている。

               本素材は、東京大学伊藤耕三研究室で生まれた、世界初の可動架橋点を持つ超分子材料で、樹脂素材にこれまでに無い「柔軟性」と
             「復元力」を付与できる革新的新素材。


               株式会社インキュベーション・アライアンスは、グラフェンの大量合成・実用化を目指すために設立されたベンチャー企業。

                グラフェンは2010年にノーベル物理学賞が授与された革新的な素材だが、これまでは大量に作ることやハンドリングが難しく実用化は
               ほとんど進んでいなかった。 
当社はNEDOのイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択され、実現が難しいと言われていた
              グラフェンのシート状製品の成形、立体加工に成功。
20163月には、産業革新機構より7億円を調達した。

              グラフェン部材は高い熱伝導度をもち、様々な立体加工が可能かつ軽量であるため、放熱部材への適用が期待されている。


第18回 : 人工知能特集

 18-1. Hmcomm株式会社
               Hmcomm株式会社は、国立研究開発法人産業技術総合研究所で研究された最先端の音声認識技術を取り入れたAIソリューション
              「
The Voice JP」を開発するベンチャー企業。
The Voice JP」は導入企業を順調に伸ばしており、例えばコールセンターでは
              オペレータやスーパーバイザ業務の省力化、顧客満足度の向上を実現している。

              音声認識精度の高さだけでなく、導入後に社内/業界特有の用語や新語についても機械学習による自主学習を行い維持コストを
              必要としない点に優位性がある。



 18-2.  株式会社Cogent Labs
  株式会社Cogent Labsは、日本の労働生産性向上をミッションに掲げ、人工知能を活用した様々なサービスの開発を進めている。
     
世界からリサーチャーやエンジニアを採用し、様々な情報を知覚する技術の開発に成功。サービスの第一弾として、印字・手書き
      文字の認識サービス「Tegaki
」を提供。

      ディープラーニングの技術をベースに、複数のニューラルネットワークを組み合わせ、業界最高水準の文字認識率を実現することで、
      手入力作業にかかる業務の効率化とコスト削減に貢献。
また、SBIインベストメント株式会社およびトッパン・フォームズ株式会社
      から、
13億円の資金調達に成功。


 18-3. 株式会社PrediXT
            株式会社PrediXT は、京都大学大学院情報学研究科新熊亮一准教授が生み出した「関係性システム」の研究開発、事業開発を
             行っている。
「関係性システム」は、人、場所、モノなどの間の関係性から未来を予測する、これまでの自然語解析をベースと
             した解析や協調フィルタリング等の既存技術と全く異なる概念の未来予測技術である。

           ネット広告をはじめ医療やセキュリティ、金融リスクマネジメント、企業間連携といった幅広い分野での「関係性システム」の
             用途開発を行っている。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学発新産業創出プログラム(START)」に採択されている。
            
また、京都大学イノベーションキャピタルおよびウエルインベストメントからの投資を受けている。


 18-4. HEROZ株式会社        

                HEROZ株式会社は、AIがコーチする将棋のオンライン対局アプリ「将棋ウォーズ」開発で培った機械学習等の人工知能(AI)をその他の
                頭脳ゲーム領域やFinTech(金融IT)、ヘルスケア分野等に展開するベンチャー企業。
               現役将棋プロ棋士・名人に勝利した将棋人工知能(Ponanza)の開発者などトップエンジニアを中心に、最先端のAI技術の研究開発や、
               新しい分野への応用に取り組んでいる。FinTech(フィンテック、金融IT)分野への応用も進み、大手金融機関においても導入実績がある。
                    2014年 日本テクノロジー Fast50 成長率第1位受賞
                    2016年 JVA2016 中小企業庁長官賞受賞 等受賞暦多数


               エクストリームデザイン株式会社は、「スパコンの民主化」を目指しクラウドに仮想スパコン環境を再現し、企業の研究開発の
               価値を向上させる 構築自動化サービス「XTREME DNA」を開発している。
              スパコンアーキテクト(技術者)のノウハウを学習モデルに採用し、システム構築運用とクラウドリソースの最適利用をユーザーに
              レコメンドする自動化エンジンの実装を強化している。 製造業、医療創薬分野での各種シミュレーション、金融流通など BigDataの
              高速演算を実現する分散並列環境を瞬時に作成し、複雑なシステム構築とその最適運用をサポートするエンジニアリングサービス
             すべての完全自動化を目指し 既に、大手製造業、ゼネコン、ドローンデータ分析の分野で顧客を獲得しさらなる事業拡大を目指す。
             インターネット大手 フリービットグループのフリービットインベンストメントをはじめとして総額1億円の資金調達を行っている。

第19回 : AR/VR

               カディンチェ株式会社は、研究開発型ITベンチャー企業として設立され、VR用プラットフォームやVR視聴アプリ、配信関連技術などの
            開発力を強みとしている。
Webプラットフォーム「PANOPLAZA MOVIE」は、VRコンテンツの投稿・配信のための充実した機能と優れた
    カスタマイズ性を備え、企業がVR配信事業を立ち上げる上で必要なプラットフォームの導入・運用を容易にする。
     プラットフォーム・ソフトウェアは、既に約10社での活用実績がある。


 19-2.  TELEXISTENCE株式会社
    TELEXISTENCE株式会社は、“人が遠隔に存在する”方法を工学技術により提供しているベンチャー。
    将来的には、労働プラットフォームとして、誰もがどこからでも労働力を提供し、産業の生産性を劇的に向上させることを目標とする。
    20175月にシードマネーの調達を完了し、現在はプロトタイプの完成と事業提携に集中。遠隔体験、購買、機器操作、警備を潜在的な
  事業主軸として、事業会社と事業提携に向けた検討を進めている。

  
 19-3.  株式会社リトルソフトウェア
    株式会社リトルソフトウェアは、脳波やバイタルデータを感情に翻訳し、「見える化」するリトルAI(感情認識人工知能)と、ヒト型
  ブレインプラットフォームを開発している、研究開発型ベンチャー。
  「感性モジュールロガー」アプリを活用することで、感情をリアルタイムに見える化するだけでなく、感情の予知または状態の予兆まで
  検知することも可能。
           
 19-4.  株式会社人機一体        
   株式会社人機一体は、「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」ことを理想として掲げる、立命館大学発ベンチャー。
   金岡博士のロボット工学技術と思想を武器に、その使命「マンマシンシナジーエフェクタを社会実装し、人が力学を自在に操るプラット
  フォームを確立する」を遂行する。
  同社は、その技術力と思想を具現化する「人が思い通りに操作する人型重機」を開発。それを人機一体の象徴として、そこから派生する
  「人が思い通りに操作するロボットプラットフォーム」を社会実装し、事業化する。
  これまで、リアルテックファンドからの資金調達、NEDO からの補助金、滋賀銀行・京都信用金庫・日本政策金融公庫からの融資、複数
 の事業会社との共同研究開発を行っている。今後も、事業会社との連携を進めていく予定。

            19-5.   株式会社Synamon 
                 株式会社Synamonは、VR/AR/MR領域を主軸に、最新のテクノロジーが普及した世界への進化の加速を目指すスタートアップ。
                現在は、直感的な操作により複数人で体験可能なVR空間を提供する、VR空間構築ソリューション「NEUTRANS」の開発・提供して
             いる。




第20回 : ライフサイエンス・ヘルスケア

 20-1.  サスメド株式会社
               サスメド株式会社は、医療現場視点からITソリューションを模索し、医療の質と社会が負担可能なコストの両立を目指す。
            日本で年間3.5兆円の経済損失を生む不眠症に対し、サスメドが開発した不眠症治療のモバイルソフトウェアは、安全で手軽に
            認知行動療法を提供。 NEDO-TCPファイナリスト、NEDO-SUI・STS採択、未来2017健康経営賞、Beyond Next Ventures
            からの資金調達の、実績がある。

    株式会社サイキンソーは、腸内細菌叢解析とデータを活用したヘルスケア事業を構築するために設立された、理化学研究所
     の辨野研究員が特別顧問として参画する、理研認定ベンチャー。個人や医療機関に対し、腸内細菌叢検査を提供する
    「マイキンソー」を事業展開。これまで企業からの受託実績は多数で、累計検査数は3,500件、医療機関が中心の導入施設数は
     100件以上であり、2016年に総額2.7億円の資金調達を実施。

 20-3.  株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
    株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズは、世界初のマイクロ流路チップ・セルソーターを開発・製品化。本製品は
     ダメージフリー、コンタミネーションフリーの特長を有し、極レアな血中の循環癌細胞を検出・分離可能で、分離した数個の
     循環癌細胞の次世代ゲノムシークエンサー解析により、癌の遺伝子変異を検出可能であり、これにより採血サンプルで
     精密医療を実現。 また、本製品は約40台の販売実績を有する。
           
 20-4.  株式会社マイオリッジ        
   株式会社マイオリッジは、京都大学の研究成果を基に設立された。当社が製造する iPS 細胞由来心筋細胞は、培養に
   タンパク質を使用しないため製造コストが低く、ロット間均一性に優れ、かつヒトの成熟心筋細胞に近い性質を持つことが
   確認されている。 NEDOの起業家候補支援事業による支援を受けている他、Beyond Next Ventures株式会社より同社が
   運営するファンドを通じて出資を受けている。

          20-5.  ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社
               ロボティック・バイオロジー・インスティテュート株式会社は産総研技術移転ベンチャーで、ロボットによる
            ライフサイエンス受託施設の運営、ロボットと周辺機器及びソフトウェアの開発・販売・保守を実施。
             「LabDroidまほろ」は、実験者の様々な手技の実行だけでなく、自動化が困難だった作業を高精度に何度でも再現でき、
            研究開発の流れを一変させる可能性を持つ。 また、JSTと安川電機から出資実績がある。